成形前の材料は、通常、ペレットと呼ばれる粒状であり、加熱すると柔らかくなり冷やすと硬くなる。
射出成形では、加熱シリンダーで材料を液状に柔らかくし、金型に高い圧力で射出し、金型内で冷却・
固化させる。
熱可塑性プラスチックは、成形で固化した物を加熱すると柔らかく成るので、成型品を粉砕して再利用することが出来、これは何度でも繰り返すことが出来る。
しかし、再利用の度に物性が低下するので、再利用はバージン材と混合して使うのが一般的である。
材種としては、塩化ビニル樹脂・ポリエチレン・ポリスチレン・ABS樹脂・アクリル樹脂・ポリプロピレン他数多くあり、生産量が多く物性が優れている、変性PPE・ポリカーボネート・ポリアミド・ポリアセタール・ポリブチレンテレフタレートは5大汎用エンプラと呼ばれている。